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はじめに

 埼玉県川口市で学習塾をやっていた三十代の頃、都内にある下高井戸シネマで龍村仁監督の作品「地球交響曲第二番」第一話「森のイスキア」を見て、心を動かされました。いつの日かこういうこころみをやってみたいなあと、その時思いました。

 その後紆余曲折(うよきょくせつ)を経て、現在富山県南砺市の真宗寺院の住職を引き継いでいますが、仕事にも慣れてフッと落ち着いた時に、あの映画のシーンが瞼に浮かんできました。

 そして、せっかくこのお寺というステージを与えられたので、自分の人生の集大成として「癒しの森 浄円寺道場」を併設し、訪れた人が自(みずか)らを静かに振り返る空間を目指してみようと思いました。

 コンセプトは「本来の自分に出遇う」。仏教の教えにふれたり、太極拳などで体を動かしたり、本堂や境内の掃除をしたりすることによって、訪れる人それぞれの中に何か新しい気づきが生まれたらいいかなと思います。

 寺といってもまったく目立たない小さな建物ですが、この南砺市の片隅で、ささやかな活動が出来ればと願っています。お茶を飲むだけでも、覗いてくださる方がいれば歓迎します。 

                                       

                                       浄円寺住職 重共聡

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